INTRO
君と死神がくれた
青春のひととき。
高校2年生の夏休み最終日、長谷部涼平は交通事故に遭う。
一命を取り留めたと思った彼の前に死神を名乗る少女が現れ、
彼のことを生き返らせたと告げる。
しかし、それは「一人の人間を幸せにする」という一つの条件がついていた。
そして、彼は同級生の菅野雪乃を幸せにするために、
恋愛相談にのったり、生徒会に入ったり、修学旅行の予定を立てたりと
新しいことばかり体験しながら、「誰かの幸せを心から願うこと」の意味を探す。